International Workshop ImageCLEF 2011

International Workshop ImageCLEF 2011

私の海外発表の挑戦は今回で4回目になります。今回参加した学会は昨年も参加したImageCLEFです。この学会は画像検索の精度を競うワークショップであり、各チームが独自の技術を公開するために開催されます。これが私の最後の海外発表になると考えていたこともあって目標を決めて臨みました。

1つ目は、研究発表をすると同時に世界のスタンダード(標準的に使われている技術)を勉強すること。2つ目は多くの人とコミュニケーションをとる事。前者は発表自体は片言の英語になり苦戦しましたが、技術の勉強は充分にできました。後者に関しては達成できたと思っています。

バンケット(食事会)では、自分から積極的に話に行き、文化の違いや価値観などを話してきました。日本で起こっていることや外国から見た日本の評価など感心することも多かったです。

他にも、昨年参加したことを覚えてくれたりと、他国の人と話す事は本当に楽しいなと改めて実感しました。

私の英語レベルは読み・聞きといった受動的な能力はある程度あるものの、書き・話すといった発信型の能力には乏しいです。ただし、日常会話レベルではある程度話せるので今回の教訓を生かして、今後は英語のこの弱点の改善に努めようと思います。

高木研では普段の研究だけでなく、海外発表にもかなり力を入れています。この経験は社会に出ても必ず役に立つと思っています。実際、私が入社する会社でも新人研修でTOEICを受けさせられなど、会社は英語を重視しています。この点で大学院の2年間は本当に良い経験をする事が出来ました。

M2 本橋