Web Intelligence 2019 (WI’19)
私たちは、2019/10/14-17にギリシャのテッサロニキで開催されたWeb Intelligence 2019 (WI’19)に参加してきました。
まさか自分が国際学会で発表をできるとは考えてもいませんでしたが、研究を評価され自信を持つことができました。また、英語による論文執筆や発表を通して、英語の重要性を痛感しました。この国際学会発表で得た学びや経験を今後の人生に活せればと思います。
M2 川島
私は「Dialogue based recommender system that flexibly mixes utterances and recommendations」というタイトルで発表を行いました。
研究の内容は、対話を通じてユーザーの潜在的なニーズを獲得し、やり取りの中で適切な推薦を織り交ぜる対話システムの提案です。
学会の様子は、比較的学生が多い印象でしたが、扱っている技術や研究成果にレベルの高さを感じました。
また、初めての国際会議での発表は不安が大きかったものの、約20分の発表はあっという間でした。
英語での受け答えは用意していない質問に対してうまく返すことができず、しどろもどろでしたが、座長の方にサポートしてもらいつつなんとか回答することは出来ました。
今回の発表から、英語によるコミュニケーションの場で自分の考えを伝えることと、より有意義な議論を行うためにも英会話力を磨いていきたい思います。
M2 積田
私は”Early Detection of Problem Gambling based on Behavioral Changes using Shapelets“というタイトルで発表を行いました。
オンラインギャンブルにおいて、問題行動を起こすプレイヤーを予測するという問題設定で、プレイヤーの時系列行動を捉えた特徴量を用いた分類器を提案しました。
英語での発表だったため、内容がきちんと伝わっているか不安でしたが、質疑応答の際に意見などももらえたので、内容が伝わっていたようで安心しました。
また、国際学会は、聴き手の反応に直接的に評価が表れているように感じました。パネルディスカッションなどでは、意見が自由に飛び交っていて、スピードについていくのが難しかったです。
様々な方のサポートがあって今回この学会に参加できたと思うので、ここで得られた貴重な経験に感謝して、次につなげていきたいと思います。
今後、研究や英語のレベルをさらに上げて、国際的なレベルで精進していきたいと思います。
M1 中村