第6回 インタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会
私は、2014年3月15日(土)に行われた第6回インタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会(sigam)に参加してきました。
インタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会(sigam)は
情報アクセスやマイニングに関する様々な技術や研究をを技術分野あるいは学問分野として確立することを目的としています。
「ソーシャルネットワークユーザ間情報伝播量測定」という題目で発表を行ってきました。
近年,ソーシャルネットワークを活用する研究が活発に行われていますが、私はその中でもバイラルマーケティング(Viral Marketing)に注目した研究を行っています。
バイラルマーケティング(Viral Marketing)とは、口コミが人々の行動や購買に影響を与えるだろうという考え方に基づいた、口コミを利用したマーケティングプロモーション戦略です。
バイラルマーケティング(Viral Marketing)のシステムは数多く提案されていますが、ビジネスとして利用するにはまだまだ難しく大きな課題となっています。
そこでこの問題に対して、ユーザ間の情報伝播量を明らかにすることで解決するという方法を提案しました。
Twitterのデータを使用し、ユーザ間のコミュニケーションを分析することによって情報伝播量を測定します。
第6回インタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会(sigam)では
他大学の先生方や学生・企業の方々が集まり、各研究の発表後の質疑応答の際に議論が活発に行われていました。
論文を執筆し、インタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会(sigam)で発表するという経験を通して学んだことが多くありました。
執筆では、
・論理的でわかりやすく説明する文章を書くことの難しさ
・論文を書く中で、自分の考えていた論理の甘さ
などに気づき、
発表では、
・違う分野の専門家の方々からの意見を頂き、
・違う分野の発表によって知見を広げることができました。
違う分野を専門にしている方々から意見を頂いたことで、今までとは違った視点から研究に向き合うことができるようになりました。
このインタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会(sigam)での経験を活かしていこうと思います!
M1 宮城(発表時 M1)