North American Fuzzy Information Processing Society’s 2010
2010年7月11-14日の間、カナダのトロントにあるライアソン大学で行われたNAFIPS2010 (North American Fuzzy Information Processing Society’s 2010)に参加しました。NAFIPSは、北米に限らずヨーロッパやアジアなど世界各地から研究者が集まる国際学会です。また、制御など基礎的なものから画像処理や予測といった応用的なものまで、様々な分野のセッションがあり、大変刺激的なアイディア・意見を得ることができます。私はそこで、Twitterにおける概念ファジィ集合を用いた人物推薦システムについて発表してきました。
この国際学会に参加したことで、大学で研究したという自信を得ることができました。大学の授業では「何の役に立つの?自分は大学で何を得たの?」と疑問がありました。しかし、国際学会に参加できるレベルの研究をしたこの経験は、授業だけでは絶対に得られない将来の糧になる貴重なものです。指導力・技術力・実績のあるWSLだからこそ得られた経験です。
初学会発表・初海外で英語が心配でしたが、ネイティブ講師を招いてのWSL特別英会話練習のおかげで、充実した海外発表になりました。発表以外にも、トロント街散策やナイアガラ観光、美味しい料理を食べに行ったりと、その土地の文化に多く触れることができ、最高に楽しかったです。